ホスト恋





気づいたら、私も蓮の隣で眠っていた。





起きたら、すでに蓮は起床していて、誰かと電話で話しているようだった。



私が背伸びしていると、

電話を切って何もなかったように「おはよう」の一言。





『おはよう』

「寝られた?」

『うん、今何時?』

「今、15時」

『蓮、仕事は?』

「気にしなくて大丈夫」

『私は大丈夫だよ。元気!』

「元気とは思えない」

『元気じゃなくても生きていけるから』

「もう休んだから行っても働かせてくれない。明日まで一緒にいる」

『ありがとう』

「俺がいたいだけだから、気にしないで」




と、笑った蓮。







その後、病院から貰った書類を広げて色々見ていると頭が痛くなるし、悲しさが溢れてくる。







本当にいなくなっちゃった。

家族がいなくなるってこんなに寂しいんだ…




改めて、祖母の大切さを実感した。