「美愛に渡したいものがあって…」
そう言って蓮が持っていたのは…な、なんと、キラキラ輝く指輪だった。
まだ付き合って2ヶ月も経ってないけど…
プロポーズもされて、同棲もして、指輪ももらって…
え、私この先大丈夫かな。
『蓮、ありがとう』と、言って抱きつくと蓮は笑って優しくキスをしてくれた。
実は人から指輪を貰ったのは初めての事じゃない。
湊にもらった覚えがある。
けど、数倍嬉しくて…涙が出そうなくらいだった。
『大好き』
「知ってるよ」
そう言って、変な笑みを浮かべている蓮。
それさえも、今は幸せに感じる。
同棲した記念日は自分が思い描いていた以上に幸せな日になった。

