麻琴「お、おはよう……綾斗」


綾斗「いま殴ったのお前か?あ?」


殺気がバンバンでてる…。寝起きが悪いから潤は気をつけろって言ったんだね?


麻琴「だ、だって綾斗がっ…お願いっ離してくれないっ?」


綾斗「あ”ぁ?………っ悪ぃ!」


意味が分からないという表情をしたが、すぐに状況を理解してくれ、私を離してくれた


麻琴「すぅ…はぁっ…ありがとう…」


綾斗「ホントか?震えてるぞ?」


麻琴「ごめん…大丈夫だよ?」


震えを抑えるように自分の体を抱きしめて深呼吸を繰り返した

綾斗が悲しそうに申し訳なさそうにこちらを見ていることは気づかないで


麻琴「すぅ…ごめんね。ご飯、できてるから私の部屋に来てね?」


綾斗「わかった、悪かったな」