ダメかって…そりゃ未成年なんだからダメだし…。
麻琴「アルコールは飲んだことない」
綾斗「俺達はいっつも飲んでるぞ?倉庫とかで…飲んでみるか?」
麻琴「いや、いいよ。不良にはなりたくないからね」
綾斗「不良校に通ってるやつが何言ってんだよ」
麻琴「フフッ ホントだね!」
他にはないかな………あっ!
麻琴「カフェ・オ・レだ!これ飲んでもいい?」
綾斗「いいけど…カフェ・オ・レ好きなのか?」
麻琴「うん!いちばん好きな飲み物なんだ!」
綾斗「そっか」
そして私は、紙パックのカフェ・オ・レにストローをさして飲み始めた。
そしてチューと飲みながら花火をしているみんなを眺めた
……会話がないな……。そういえば綾斗とこうやって話すと初めて?
いつもは奏とか楓とか潤とかがいて話したりしないもんね…
看病してくれた時もあんまり話せなかったしね…
綾斗「なぁ麻琴…」
そんなことを思っていると、綾斗が話しかけてきた。きっと私と同じこと考えてて話題を探してくれたのかな?
麻琴「ん?何?」
綾斗「変なこと聞いていいか?」
変なこと?
麻琴「別にいいけど……?」
綾斗「麻琴ってさ…………
好きな奴いるのか」


