闇の中に咲くランの花 Ⅰ





綾斗「はぁ?俺らもやるのか?」


麻琴「え?綾斗たちやらないの?」


奏「あれあれぇ?いいのかなぁ~僕達だけで遊んじゃうよぉ~?」



なんか……奏が天使じゃなくて悪魔に見える。可愛い顔してるんだけどね?色が黒い…。あ、肌の色とかじゃないよ?雰囲気が?


翔希「………………ダメ…」


奏「じゃあ翔希もやろ!綾斗と愁はぁ~?いいのぉ?ホントにいいのぉ?」


愁「じゃあ私もやりますか…奏…なにか企んでそうですし…」


奏「えぇ~?別になんでもないよぉ~?」


綾斗はやらないのかな…残念だな……みんなで一緒にやりたかったのに……


楓「麻琴!火つけるよ!」


麻琴「あ、うん!お願い!」


ジュッ

シューーーー


麻琴「わぁっ!凄い!すごい綺麗!」


奏「麻琴、花火やるの初めて?」


麻琴「えっ?なんで?」


楓「いや、反応が “初めて見た!” って感じだったからさ…」


う~ん…………………………あれ?言われてみれば…手持ちは初めて?


麻琴「大きな花火は祭りで見たけど…手持ち花火は初めてかも!」


奏「そうなんだ…いい思い出作ろうね!」


麻琴「うん!………………あっ!ねぇねぇ奏!色が変わってるよ!?凄いね!」


奏「ホントだね!」


潤「あれ?綾斗だけやらへんのか?」


ホントだ…綾斗…やらないの?


麻琴「………。」シュン


愁「……なるほどね (ボソッ」


奏「綾斗は“やらない”んだって!」


綾斗「はぁ!?そんなこと一言も言ってねぇ」


奏「あれ?じゃあやるって言ったっけ?」


また悪魔見たくなってるし…


綾斗「………………俺も…やるよ…」