闇の中に咲くランの花 Ⅰ




麻琴「じゃあ別荘まで競争しようよ!」


潤「ええな!それ!」


奏「じゃあ行くよ?……ヨーイドン」


奏の合図を聞き、私たちは走り出した。

ん?あれ?走ってるの私と奏と楓と潤だけ!?

後ろをふりかえってみたが、残りの三人は走ろうとさえしていなかった。


奏「ムゥー……綾斗たち!走らなかったら麻琴と遊んだらダメだからね!」


何で私と!?


綾斗・翔希「「はっ?」」


奏「ほらほら!いいのぉ?じゃあ僕ら “4人” で仲良くやっとくね!」


潤「ほら麻琴!はよ行くで!」


麻琴「う、うん!」


すると後ろからすごい勢いで走ってくる音が聞こえる気が……