麻琴「い、いきなり引っ張らないでよ…意外と廊下長いんだから……」
翔希「……………。」
玄関に着く頃には私と翔希は息を整えるのに必死だった。
追いかけるのならこんなにこんなに体力減らなかったよ。引っ張られてるから腕痛いし、翔希も引っ張らないといけないし…。うん、大変だった
奏「ご、ごめんなさい…」
私たちを見て、申し訳ないと思ったのか目に見えて落ち込む奏。
うん、可愛いから許してしまおう。
麻琴「いいよ。肝試し、楽しもうね?」
そう言って頭を撫でてあげると、パァッと花が咲いたような表情に変わり、抱きついてきた
うんうん。可愛い。犬みたいだ。
潤「おっ、はやいやんけ!」
そして次々にみんなが部屋から出てきて、玄関に集まった。
みんな意外と来るの遅いね?部屋で何してたのかな?
潤「そんじゃ、ルール説明していくで〜」
そう言って潤はそれぞれみんなの名前の書かれた紙を見せながら説明を始めた。
もしかして、あれの準備とかしてたってこと?まぁ肝試しやるって決まったの、ついさっきだしね。
潤「肝試しは2人ペアでやる。ほんでな?この森を進んでいくと小さいホコラがあるんや。そこにこの名前を書いたカードを置いて戻ってくるだけや!簡単やろ?」
『イージーモードや!』などと意味のわからないことを言って笑っている潤。
確かに説明聞くだけじゃ簡単そうだけど………行く途中にどんな仕掛けがあるのやら……
楓「じゃあペア決めよう?」
そうそう。ペアが大事だよね。まぁ誰と一緒でもいいんだけど…奏とか潤だと私が守ってあげないとダメになるかな…?
「(どうか麻琴とペアでありますように……)」
みんながそう願っていることなど知らず、クジを引いた。
クジには一、二、三の数字が書かれており、それが順番の番号になっている。そして、人数が割りきれないので、一が3本入っているらしい
そして決まったのが…
1番始めに奏と潤と愁
2番目が綾斗と翔希
そして最後が私と楓だ。


