闇の中に咲くランの花 Ⅰ




綾斗「麻琴!?おい!大丈夫か?」


麻琴は俺に気づくといきなり俺にもたれかかってきた。


ギュッ
綾斗「っ///麻琴?どうしたんだ?」


そして、思わず抱きしめるともたれてくる体重が徐々に重くなり、麻琴は後ろに倒れそうになった


綾斗「あっぶねッ!」


いくら砂浜でも頭打ったら大変だ…。つーか、一体何が…。

そんなことを思っていると木の影に人がいるのに気が付いた


綾斗「誰だっ!そこにいるのは!」


俺がそう言うと、木の影から舞蝶の幹部たちが出てきた。

………なんで舞蝶の奴らがここに…?大体なんで隠れてた…?


海蝶「君は、蝗龍の総長だよね?」


綾斗「そうだ………何のようだ?」


思わず、麻琴を抱きしめる腕に力を込めてしまった。

ここで麻琴を少しでも離してしまえば、アイツらに奪われると…思ったから。


葉蝶「警戒しなくても大丈夫だよ…聞きたいことがあるんだ…」


綾斗「?聞きたいこと?」


夜蝶「あぁ、蝗龍とその子の関係はなんだ?」


………お前らなら調べられそうだけどな?つーか、そんなの関係ないだろ?なんで気になるんだ

あ、でも翔希言ってたな…麻琴が寝言で流星さんの名前を言って謝ってたって…