闇の中に咲くランの花 Ⅰ




奏「ねーねー、なんで麻琴はパーカー着てるの?」


ひょこっと私の顔を覗き込むように見てきた奏がそう聞いてきた


潤「パーカー着とったら泳げへんやん!」


麻琴「えっ…パーカー脱ぐの?」


潤までもそんなこといってきて…。なんで私がパーカー着てるか分からないの…?

似合ってないから着てるんだよ?


奏「大丈夫だよ!似合ってるから!」


すると心を読んだのか、そんなことを言ってくれた奏。

似合ってる似合ってないでも…作ってくれた人に失礼だよね…。

そんな思いで私は渋々パーカーを脱いだ


蝗龍「っ////(似合いすぎだろ)」


すると、みんな一気に顔を赤くしてしまった。

なんで顔赤いの?暑さにやられた?


綾斗「っ///麻琴。やっぱりパーカー着ててくれ……」


麻琴「えっ?もしかしてそんなに似合ってなかった?…………ごめんね?」


いそいで脱いだパーカーをもう一度着た。


奏「違う違う!その逆だよ!」


逆?

しかし焦ったような声を出す奏に手を掴まれ止められた


翔希「似合いすぎて誰にも見せたくないんだよ…///」


っ/////自分でも顔が赤いのがわかるよ

しょ、翔希までそんなこと言い始めるっ!?


楓「そ、そんな事より遊ぼうぜ!」


そしてそんな空気を壊すように楓が声をかけた。

よかった。恥ずかしかったからこの空気壊してくれて。

そうだよね!遊ばなかったら“なにしに海に来たの?”って話だよね!