闇の中に咲くランの花 Ⅰ



みんなのまだ探している声が聞こえたので、早く戻って謝らないとと思ってそう言ったが、綾斗はどこか遠くを見て固まっていた

ん?どうしたのかな?なんかボーッとしてる?

綾斗の目線をたどってみた


そこには

可愛い男の子

清楚系の男の人

いかにもヤンキー

って感じの人がいた…

懐かしい人たち……でもあれって誰なんだろう?


そんな私の気持ちが通じたのか、綾斗が呟いた


綾斗「………舞…蝶…?」


麻琴「…………え?」


いま綾斗……………“舞蝶”って言った?


ズキンッ

麻琴「痛っ!」


急に頭痛がして私はその場で蹲った


綾斗「麻琴!?」


やっぱり記憶に舞蝶が関係してるのかも…。だってこんなタイミングで頭痛が来るなんておかしいっ!


麻琴「うん……大…丈夫…大丈夫…」


けどまぁ、これから関わることもないだろうし…関係してないかもしれないしね………。大きな族だから反応しちゃってるのかも…。

きっと、そうだよ…ね…?