奏「いいなぁ優しく教えてもらって…」
奏も楓も潤もちゃんと考えれば出来るはずなんだけど…
麻琴「春兎、ちょっと部屋に行ってくる」
春兎「うん!わかった!(やっとでアイツらから姉ちゃんを遠ざけられる)」
潤「麻琴ぉ〜見捨てんといて〜な!」
麻琴「すぐ戻るから!待ってて!」
ガチャ
確か…小さい頃にやった高校の問題集があった………はず……。
あった!これならテストにでる問題が解けるようになると思う……。
でもよく荷物の中に入ってたな。お母さんが入れてくれたんだよね、きっと。
なんで記憶が無いはずの私がこれを小さい頃使ってたって分かるかって?それはお母さんが教えてくれたからだよ?
まぁ、名前良ところが黒く塗りつぶされてるのはなんでかなって思ったけど…多分陸兄の名前でも書いてあったんだろうね。それか、春兎の落書きか。
ま、そんなことは良くて、確かリビングにコピー機があったっけ?
ガチャ
春兎「姉ちゃん、それなぁに?」
麻琴「高校の問題集だよ!高1のもあるから待ってね?」
春兎「うん!」
〜コピー中です〜
そんな画面を眺めながら…
楓「ギャーギャー!」
奏「ウギャーウギャー!」
潤「ガウーガウガウ!」
そんな声を聞いていた……。
ココって動物園じゃないよね?私の部屋だよね?もう人間の声じゃない気が……。
〜コピー完了です〜
できた!
麻琴「みんな!高校の問題集コピーしたからこれやってみて!」