背番号6、最後の青春




家に帰ってから、じっくりと考えてみる。

しかしそれなりに夜遅いためか、眠気が襲ってきてなかなか考えられない。

…考える、と言っても考えたところでどうにもならないことなのだが。

まあ、とりあえず明日花梨に聞いてみるしかないだろう。

それだけ決めると、寝る準備をしてから布団に潜り眠りについた。


翌日、なぜか家の前で待っていてくれた菜乃ちゃんと登校をする。

もう菜乃ちゃんが家の前にいても驚かなくなったし、2人での登校もなれた。

あー、やっぱり、菜乃ちゃんが隣で同じペースで歩いているのには慣れないかも。

なんか、うん。すごくドキドキする。

「…真矢先輩?噂は、どうするんですか?」

不意に尋ねられてあたふたする。

え、ああ、噂か。

「どうすると言われても、まずは花梨に詳しく話を聞いてみようかなと」