二人のその後 (side洸)

ずっと好きだった千夏と付き合うことになって、俺は今まで以上に意識してたけど…

『ねぇ、洸くん!これ見てー!』

そう言って俺に雑誌を見せてくる千夏。一緒に見るのはいいんだ…けど、この距離はちょっと………千夏は無防備すぎる!

『ねぇ洸くん、ちゃんと聞いてる?』

『あ、あぁ。//』

こんな風に、いつも俺ばっかりドキドキしてる。ちょっと悔しかった俺は仕返しとばかりに千夏に近づいて、

『千夏。そんなに無防備にしてると俺何するか分かんないよ?』

と言った。絶対仕返し成功したと思ったのに……

『洸くんになら何されてもいいもん//』

顔を真っ赤にしてそう言う彼女を見て、もちろん俺は狼になった。

無自覚でこんなに可愛いことをする彼女に
俺は多分ずっと勝てないだろう。^-^;


おまけ おわり