薫を乗せた電車がやってくるのを駅のホームで待つ。


電車が止まり、薫が降りて来て。


俺を見つけて。


俺の所に駆け寄って来て。

恒例のご挨拶になっているが抱き付いてきてくれる。


俺も抱き締め返すけど、今日は薫へのお返しが邪魔をする。



俺の手に。



薫の目が止まる。



何だろう??



という顔をしている。




そんな顔も好きだよ。


可愛い。