「千秋くん、お昼・・・」
お昼休みに入り、いつものようにお昼に誘いに行くと千秋くんは私の言葉に反応することなく立ち上がって逃げるように去っていく。
・・・避けられてる?
どうして?
「お前、何したんだよ」
「えっ、私!?・・・あ、でも、そうだよね・・・。私が何かしたんだよね・・・」
身に覚えない・・・。
でも、やっぱり私たちが話しかけたりすること本当は嫌だったのかな。
最初はすごく嫌がってたし。
やっぱり無理だって思ったのかな?
でも、最近は千秋くんも楽しんでくれてると思ってたのに。
違ったの?
「しぃちゃん、お昼食べよ!・・・え?どうしたの?」
朗らかな笑顔を浮かべ近づいてきた亜衣はただならぬ雰囲気にギョッと目を見開いた。


