いつか逢えると信じてた。

ねぇ。もう素直になってもいいよね?

拓人、、、貴方への気持ちは嘘じゃない。
けど、新たな道に行きたいんだ。

『羽音。』

滉さんはあたしを抱きしめてくれた。
拓人と同じ匂い。だけど拓人じゃない。

『やっと、気持ちが重なった。』

ごめんね。ありがとう。
ずっと思っててくれたんだね。

『ありがとう。』

謝らないよ。
だって、、、ありがとうの方がいいもん。

『もう、離してやれねぇ』

『離さないで。』

あたし達は新たな1歩を踏み出した。