いつか逢えると信じてた。

俺は抜け殻のようになっていた。
医者からは可能性は低いとまで言われた。

なぁ。拓人、、、たのむよ。
まだ連れていかないでくれよ、、、。
お前の代わりにはなれねぇけど
俺なりに愛してみせるから、、、
たのむよ。

そう思いながら羽音の手を握った。

『はおん』

後ろからいきなり声をかけられて
びっくりしたが後ろを見た。

『陽苺乃』

久しぶりに見たコイツは
痩せていて前の明るさはなくなっていた。

『滉輝、、、さん。お久しぶりです。』

彼女は俺に頭を下げた。
そして羽音に近寄った。

『ねぇ。羽音?うちね翔さんと付き合ったよ。
次は羽音の番だよ?何してんのよ?
もう、、、冬だよ?クリスマスあるよ?
ねぇ、、、起きてよ。』

陽苺乃は消えそうな声で
言っていた。