いつか逢えると信じてた。

『じゃあな。』

そう言って2人は繁華街の人混みへと
姿を消していった。

はぁ。今日は疲れた。
もう帰ろう。

そう思っていると後ろから声をかけられた。

『羽音!!』

蒼空だ。

『おまえっ!!探したんだぞ!!』


『ごめん。』

『なんともないか?大丈夫か?』

なんであたしの周りは
こんなに心配症しかいないのかな?

『さっき、、、滉さんたちに助けられた。』

蒼空は驚いているが
『そうか』しか言わなかった。
彼らが今居ないことで
あたしの答えがわかったのだろう。