いつか逢えると信じてた。

―羽音said―
あーあー。ホントに逢っちゃうなんてね。
顔向けなんかできない。

また傷つけたんだろう。

『なぁ、、、羽音』

翔さんが話しかけてきた。

『なに』

まだ、、、会えないの。
だからごめんね。冷たくして。

『2年間元気にしてたか?』

あたしは驚いた。
なんで怒らないの?
なんで心配なんてするの?

『、、、んでよ』

『わりぃ。聞こえなかった。』

『なんで、心配するのよ!!』

周りの人たちはビックリして
立ち止まる人も居た。

『当たり前だろ。家族だ。』

か、、、ぞく?
なんで?