いつか逢えると信じてた。

『わかった。俺からは言わない。』

友達に黙るなんてホントは
キツイはずなのにごめんね。

『ありがと。蒼空……』

あたしは先ほどの事を蒼空にも
いおうとした。

『あぁ。俺も言わねぇ。』

ありがとう。2人とも。

『羽音。とりあえず担任呼ぶから。』

あたしは静かに頷いた

――ピーンポーンパーンポーン♪
『えー鮫島先生。鮫島先生。
至急、理事長室へお越しください。』

鮫島先生って言うのか、、、
仁が理事長ってのも驚きだけどね。

『羽音。へーきか?』

蒼空……。

『大丈夫だよ。あたしは……平気。』