身長なんて気にしない!


図書室に着くと、もう朝霧君が来ていた。

『緒方さん、昨日ぶり!』

そういいながら私の所へ歩いてきた朝霧君を見て、思わず声が出た。

『朝霧君ってこんなに背高かったっけ?』

私よりもはるかに高く見えた。

『緒方さん、身長何cm?』

『148cm!』

『じゃあ、30cm位は違うね。俺、179。』

『179?!おっきいねー!いいなぁ…』

『何で?いいじゃん。俺、小さい子の方が好きだよ。』

『そ、そっか、///』

『あ……うん////』

『勉強……しよっか!//』

『おう……///』