その次の日私が学校に行くと、結衣がニヤニヤして話しかけてきた。

『よかったね!』

『何が?』

『フフ……とりあえず今日の放課後、図書室行くのよ!』

『うん……?』

放課後になって、私は言われた通りに図書室に来た、けど…なにしたらいいの??

『ねぇ、もしかしてキミが緒方さん?』

『へっ?あっ、はい!』

誰だろう?と思って振り返ったら、なんと朝霧君でした……

『えっ?朝霧君?どうしたの?』

『どうしたのって……勉強教えに来たんだけど?』

『……?……誰に?』

『だから、キミに。』

『???…なんで……?』

『頼まれたから。』