ヤンキー女子 × 草食男子

どうにでもなれ。仁人を守れたんだから、

それでいいじゃないか。

「いさぎがいい女は好きだ。おいお前ら!

コイツの帰りを監視しとけ。」

「うっす!」

あたしは何も考えないまま監視をされつつ

東雲組の倉庫を出て家に帰った。

* * *

次の日。時刻は13時。今日も学校は欠席。

あと2時間後に、東雲家にて

あたしは正真正銘の東雲桜良となる。

つまり、家も出て行くことになる。

もちろんお父さんやお母さんには秘密だ。

大榎組の番長が東雲組へ移転なんて

知られたら親同士が何をやらかすか…

そんなの考えなくてもわかる。