「間に合ってよかったー。」
私は思わず口に出してしまった。隣の人がクスリと笑う

私は顔を赤く染めた。

(これから、第96回入学式を始めます。)
    
   続く・・・

(最後に新入生代表挨拶 執事クラス。
黒川星那くろかわ せな  

メイドクラス。
有栖川羽璃ありすがわ うり)

私は思わず見とれてしまった。

黒川星那に 見る物を惹きつけるような黒い目
整った顔 似合いすぎる眼鏡

すべてが私の好みにヒットした。

代表挨拶何て記憶の端っこにもない。

「あー、あんな人と付き合いたいなぁー」

また、私は声に出してしまった。くせなのかな?

すると隣の人が「無理だよ、さっきの話聞いてなかったの? この学園は恋愛禁止だよ。」