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休日が終わり、また授業が始まる。けど杏也は何故か、とてもそんな気分にはなれずただただ窓の外を眺めていた。
いつの間にか時間が経っていたのか、もう昼休みらしく、教室はがやがやと賑わっていた。
「...?あ、そうか。もうこんな時間...。」
時計を見て生徒達が賑やかな理由がわかった。
「ねぇ、杏也くん。今日大丈夫〜?」
恋がメロンパンを食べながら心配そうに聞いてくる。
「んー。」
気の無い返事に伊織も心配したのか、ほんとに大丈夫?と聞いてきた。
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