「それが...なんかその日他の人達の都合が全然合わないらしくて姉貴しかいないんだと。」


「へぇ〜そっか、それで灯亞が呼ばれたんだね。」



納得したように頷く伊織。灯亞の言葉に遊は疑問を持ったらしく首を傾げた。


「二人でも大変じゃないですか?特にお昼頃なんかは...」



「...そこなんだよ。...姉貴、俺含めて五人連れてこいとか...無茶言いやがって......」


はぁ、とため息をつく灯亞。確かに、突然五人も連れてこいという頼みは色々予定とか考えると無茶過ぎる...が、それは普通の人なら、だ。灯亞は違う。