「杏也くん、服脱いで?浴衣、着付けるから。」 微笑む伊織。そんな伊織に杏也は少し躊躇った。 「い、いや......いいよ。自分でやるから!」 置いてあった浴衣を持って自分の部屋へと入り、鍵をかける。 流石に出会って数週間の人に着替えを見せる勇気はない。伊織に悪いと思いながらも浴衣の袖を通していった。 「...さっきは、ごめん......なさい。」 着替えが終わり、リビングに行くと伊織が居たのでさっきのことを謝った。 すると、笑顔で大丈夫だよ、と言ってくれた。