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「なおくん!お待たせっ!」
五分前だというのにもう待ち合わせ場所に着いていた直生に感心する。
「なおくんいつから待ってたの...?」
「え?えっと...三十分くらい前から?」
「えぇっ!?そんなに前から!?」
理由を聞くと、楽しみだったからかな、と穏やかな笑みで返された。
「さぁ、行こっか。久しぶりに結彩と出かけるからね。楽しまないと!」
そう言って手をしっかりと握り歩き始めた。結彩はいつもよりテンションの高い直生に驚きつつ、着いて行った。
「なおくんどこいくのー?」
「さぁ、どこでしょう??」

