足に力が入らないので暫くその場に座っていると、準備を終えた伊織と眠そうに目をこすっている灯亞がドアを開けて入ってきた。 「えっ!?結彩ちゃん!?どうしたの?そんなところに座って...」 「え?えっと...立てなくなっちゃって」 あはは、と苦笑いをかましていると灯亞が近寄ってきて、腕をぐいっと引っ張った。 「わあっ!?」 「ったく。ほら、お前が座んのはこっちな。」 そのままお姫様抱っこをされて、リビングのソファに座らせられてしまった。 「あ、ありがとう...?」