嘘つき系恋心



寮に着いてゆっくりしているといつの間にかすっかり暗くなっていた。最初帰ってきたのは恋でとても心配された。



「もー!ゆーちゃんずっと来ないから心配したんだからね?」



ご飯を食べている今でもまだ心配している。多分、この中で一番。


「恋、ごめんなさい。やっぱりなんか恥ずかしかったから。」



「うー。でも可愛かったよ??」



「そうですね、とても似合っていたと思います。」



恋と一緒に遊も褒めるものだからちょっと嬉しくなった。



「ありがとう、なんか嬉しい...。」