「ただいま、お母さん...!」 「結彩、今日は結彩の誕生日でしょ?だから今日はごちそうよ。」 「本当!?」 お母さんの言った通り夜ご飯は私の好きな食べ物で埋め尽くされた。お父さんとお母さんからもプレゼントを貰った。とっても嬉しかった。 「ありがとう!お父さんお母さんっ!」 でも、子供の私にはお父さんとお母さんの笑顔が何よりも嬉しかった。 けれど、それは母の演じた嘘。単純な私は簡単に騙されていただけだった。 「お母さん...夜勤なの?」 「ええ。...じゃあ行ってくるわね、バイバイ。」