嘘つき系恋心



「ごめんなさい...」



すると伊織が大丈夫だよ、と優しい笑顔を向けた。



「じゃ!ゲーセン行こ!!」


「ゲ、ゲーセンですか...?」


「おい...。」



自由な恋は目的を忘れたのか、可愛らしい笑顔でそう言った。そんな恋に何も言えない灯亞は苦笑いするだけだった。


「うーん、じゃあ午前中は自由行動しようか。」



「うん!」



そんな流れになり、みんなはそれぞれ行きたいところへ別れた。



「えぇ...僕ここに来たの初めてなんですけ......ど...」