外灯はなく薄暗くなる丘


花火が始まるまでまだ時間はある


鳳君と手は繋いだまま


横から視線を感じたので鳳君の方を向く


鳳君は私から手を離した


「真白」


初めて告白された時と似ているようで


でも、私の中があの時と明らかに違う