止まってくれた鳳君の手は離さずに私は先輩の方を向いて言った


「私!先輩のこと本当に好きでした!

少しだったけど楽しかったです!ありがとうごさいました!」


あっけらかんとしている先輩


鳳君と歩いて行く私


「最後まで白過ぎでしょー、雪…
幸せにしなかったら直弥殴り返すか~」


先輩が何かを言っていたが


私はこぼれそうな涙をこらえて歩いた