端から見たらただのハーレムだ その日の帰り 鳳君は妬いただのなんだの変なことばっかり聞いてくる バス停より結構前の大通りの十字路で立ち止まった 私は鳳君に言った 「家、どっち?」 私は真っ直ぐ行ったらいいが鳳君は右折 私は此処まででいいと言うと バス停の所までは送らせてと言ってきた 鳳君はなかなか食い下がらないので諦めた