ワタシは心にも無い言葉を言った。




その時見た笑顔はそれまでで一番美しかった。

華やかで、儚い、夢であるような気さえした。




許されず、苦しみ続ける逃げの道を選んで
七瀬はワタシを置いていった。

ワタシを護るために
全てを掛けて戦い抜いたということを聞くまで

ワタシは七瀬を恨みさえした。
こんなワタシを七瀬は許してくれるでしょうか


もうすぐそちらにいきます。
ワタシの回顧録をもう少し書き綴ったら。