クリスマスの日以来 面と向かうのは初めてだ。 あの日のことを思い出す。 「中村、ごめん。 申し訳ありませんでした」 椅子に座ったまま、頭を膝につくまで下げて言った。 私からのプレゼントだった時計は今も、机の引き出しに眠っている。 中村が調子をおかしくしたのは確実に、私の時計を受け取ってからだった。