好きになんてなりません


『新入生代表竹原みく』
「はい」
名前を呼ばれて、壇の前に立つ。
「暖かな春の陽気に囲まれ、私達は本日白坂学園に入学するこができました。……」

白坂学園1年竹原みく。
私は学校で名前を呼ばれることがあたりまえだった。
美術の表彰、成績……
中学で私の名前を知らない人はいないとさえ言われるほどだった。