私が、悲しいのを笑顔という仮面で覆い隠しているのを…

それに気付いてる君の視線に。


多分君だけだろう…



私と彼の合言葉の意味を知ってるのは…。



「そっ……か…」


「うん…」



時計の針の音が聞こえる。

セミがなく音も。


でも、私には何も聞こえない。