まゆ、お前には死んでもらおう。





「あはは!まゆウケる!道で転ぶとかドジじゃん!w」



「違うのよ〜!なんか最近ツイてないのよ〜!」






性格の変わりようが凄い。気持ち悪りぃな、おい。



「じゃあ合コンとかは?セッティングしようか?」




「なんで合コンになるのよー!wでもさー、今はなんて言うかそーゆー気分じゃない感じ!あいつ殺したからさ……」





「あーね!じゃあ仕方がないかー!でもまゆ可愛いのになぁ!残念!」






うっざ。現に私、ここにいますけど?私がいないと何を言ってもいいわけ?まじでキモい。ただのカスじゃん。






「まゆ可愛いとかお世辞言わないでよ!うちそんな可愛くないし!」



………確かにまゆは可愛い。



「……………………」





こんなチャンスをくれたんだ、殺すなら顔をぐちゃぐちゃにしたい。




「てゆーかさ、なんでまゆは殺したわけ?」




「え、だってさ〜、最近ストレス溜まってたし、あいつウザかったし!なんか言えばすぐ嫌そうな顔するじゃん!だからまぁいっかなーみたいな!」



よくねぇわ。人の命で遊びやがって。


会話のひとつひとつが憎たらしい。募るのは『殺したい』それだけだった。早く殺して苦しみを味わらせたい。



全部




全部





ぶつけてやる。