私はどこにいるの?








…ね……………わかる……だよね、あはは!




「!!」



気づいたら教室の中にいた。あれ……?私、生きてる。夢でも見てたのかな?






まゆを睨む。






お前の夢を見ちゃったんだよ……。



責任とれy………



「なんっで……みどりが死んじゃったの?」





自分の耳を疑う。なんて言った?






「ねぇ!その話なに?!いじめ?私いるじゃん!生きてるじゃん!」




ガタッと席を立つ。





誰もこちらを見ない。


え、なんで?なんでこうなってるの?



ど う し て




私はなにもできないまま、その場に立っていた。


『お前は死んだ。ただそれだけだ。』




どこからか声がした。



「?!」




『お前は憎いんだろう?殺したヤツを復讐したいんだろう?だからこそ、チャンスを与えたのだ』






死んだなんて実感がわかない。でも本当っぽい。



人に触ってみる。





「っ?!誰か今触った?!」



「え、触ってないけどw」



へーーー…。触れるんだ。




っと。今度は男子がこちらに近づく。






スカッと私がすり抜けた。




「私がさわれば触れることができる。ただし、相手がさわろうとすればすり抜ける。そーゆー事でしょ」




『お前は頭がいいな』




頭がいいんじゃない、勘がいいんだよ








『それじゃあ楽しい復讐を』




そう言ってその人の気配が消えた。