事の発端は入学した初日。 「優星違うクラスじゃん!しかも棟も違うし」 「ほんとだ...けーちゃんいなかったらあたし誰も知り合いいないよ...泣きそう」 「いや、あたしも知り合い優星しかいないし!なんとかなるでしょー!」 「そりゃコミュ力高いけーちゃんならなんとかなるかもだけど、あたしなんてコミュ障だしチビだしぼっち確定だよー!」 「いや、大丈夫。あんたにはその可愛い顔がある。」 「...そんな真顔で言われたら照れる...」