「幸子~ッ!もうすぐ、授業始まるよ~。」

  幸子という名前に反応してしまい監視カメラの方に振り向いた。

  監視カメラには紛れもなく俺が思っていた善枝先輩が映っていた。

 ガラッ ガラガラッ

 恭平先輩達が、積木室に出て行く中 俺は画面の中の善枝先輩にくぎずけだったんだ。

 幸子「うん。分かってるよ。」
 
 画面の中の善枝先輩より、生の善枝先輩の方が美人だな。
 
 善枝先輩がどれだけ美人なのか改めて画面をみて実感させられた。