そういう仕草までもがムカツク。

  そんでもって愛の顔が頭にチラつく事もムカツク。

 初めて会った時から愛の事は気に食わなかった。

 何もかも見透かしてるようなあの目が嫌だ。

  優美「高谷くん、大丈夫?顔色悪いよ?」

  百合沢の手が俺の頬を触れた。

 その手から暖かい温もりを感じる。