皆が静まる事はなかった。

いあ…いきなりあのノリで挨拶されて席がないと言われても俺ら困るだろ。。

哀れみの目で俺は担任を見た。


すると、恭平と目があった若松がニャッと何か企んでる笑みを浮かべまた手を叩く。


若松「日高ー。悪いが余ってる机と椅子が倉庫にあるはずだ。とってきてくれないか?」


時(積木室にっ!?)


いきなりの事で驚く時。

そんな時を面白がってるように若松は


若松「嫌か?」


と、とどめの一発を時に与えた。


時「いあ…取りに行ってきます。」

時は少し青ざめた顔をしながら席を立ち積木室に急ぎ足で向かった。