そんな王に子供が産まれた。

王妃は無理矢理めとった方だったため王との間には愛などというものは存在しなかった。

男女の双子が産まれた。体が小さかったため一緒に産まれた。

そんななか産まれた双子は沢山の神々、魔神等から祝福を受けていた、まるでその子達は人間の子供ではないと伝えてくるように人ばなれした美しさもそれに拍車をかけていた。

だが、愚かな王は狂王の名のとおり、自分の子供達に首輪をかけた。