キスゲーム 前編【完】

積木「2人は、たまたま来てただけだよ。気にしないで。」

  積木は、嘘をついた。
 
  たまたまなんかじゃない。

  積木が、呼んだのだ。

  積木「で。俺に話しがあるんじゃないの?」

  積木が、墨の話しを聞こうとする。

  墨「それなんですけど。俺は、やはりこのゲーム反対です。」

   恭平(・・墨が、敬語だ。。)

  墨が、男の中の漢のふり以外で敬語で喋る時、それは真剣な時だけなのだ。

  恭平も知ってるし、ここにいる皆がそれを知っている。