彼女の驚いた表情をみて、どうしても笑わずにはいられなかった。

 愛美「どっ、どうしたんですか!?なっ、何があったんですか!?」

 時「君が、可愛すぎるから。」

 愛美「えっ、エーッ!?」

 時「クッ、クククッ。」

 この時、本当に気づいたんだ。

 俺が、母さんや愛に抱いたものは同情で本当に俺が求めてたものは吉野さんのような一緒にいたら自然と笑顔でいられる事だった。

 俺は、吉野さんに本気で恋心を抱いてしまったようだ