時「夢をみたんだ。」

  恭平『何の?』

  ここから、時が語り出した。

  時「家族3人で、仲良く暮らしてる夢を。俺は、まだ小さくて。母さんも、まだ若くて。...あの人も、まだ優しくて。優しくて。。小さい頃の夢。今じゃ、もうありえない夢。」

  時は、途中でうつむいた。

 
 恭平「ありえなくなんてない。3人は、無理かもしれないけど2人ならやり直せるんじゃないか?」

  時「ありがとう。」

  時は、心から恭平に礼を言った。