【短】花びらと、君と







ドキンと、心臓が大きく脈打つのが感じた。





そして、あのこの隣に見覚えのある花を見つけた。




黄色い花。




そうか。と、俺は確信する。




この子が、毎日花びらを落としてたんだって。





意図は分からないけど、女の子はなんだか楽しそうな表情で窓の外を眺めてた。






俺はベンチに向かい、腰を下ろす。









そして、少ししてから、いつものように黄色い花びらが落ちてくる。





自然と、笑顔が零れた。





上を向くと、一瞬だけ見えた茶色い髪。





その姿がなんだかおかしくって、くすくすと笑ってしまった。